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“安心”“安全”をコンセプトにしたLGBT向けマッチングサービス「Neutro(ニュートロ)」がスタート

“安心”“安全”をコンセプトにしたLGBT向けマッチングサービス「Neutro(ニュートロ)」がスタート

最近、マッチングサービスによる出会いで良いパートナーに巡り合ったという話を、結構、耳にするようになった。

LGBT当事者にとっては、リアルでの出会いの場というのが少ない現状で、こういうマッチングサービスがパートナー探しには有効な方法であることは間違いない。ただ、LGBTをターゲットにしたマッチングサービスがたくさんある中で、どれを使っていいか分からない方々もいるだろう。

そんな中で、2018年2月にiPhone版、そして、4月にはAndroid版がリリースされた「Neutro(ニュートロ)」もLGBT向けのマッチングサービスである。今までのマッチングサービスとの違いであり、一番重要にしている点が“安心”“安全”というコンセプト。マッチングサービスの利用で一番気になるのは、悪質なユーザーによるトラブルや、友人知人などに利用が知られてしまうことである。サービスを提供する企業側にしてみれば、利用ユーザーを増やすために手軽に利用できる仕組みにしたいところだが、そうすると、前述の問題にどうしてもぶち当たってしまう。

「Neutro(ニュートロ)」では、身分証明書による本人確認を行うことで悪質なユーザーを排除するとともに、
本人確認という“ワンクッション”をかけてでも登録することで、良質で本気度の高いユーザーのみが集まる仕組みになっている。また、SNSと連携したログインをせず登録も匿名でOKのため、万が一にも周りに知られる心配もない。
今までマッチングサービスを使いたいけど躊躇していた方々には、これだけの情報管理の仕組みがあるのは有難いのではないだろうか。もちろん、それだけではなく「Neutro(ニュートロ)」では、ユーザーが利用しやすい機能も色々とあり、楽しく利用できるようになっている。

冒頭にも書いた通り、マッチングサービスが新たな出会いのカタチであることは間違いない。
これまで、出会いの場が少なかったLGBT当事者たちが、こういった新しいサービスを利用することで、
良い友達やパートナーに巡り合い、人生を謳歌できるようになればと思う。

「Neutro(ニュートロ)」
https://www.violet.co.jp/

iPhone版ページ
Android版ページ

2018.05.10

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ファルコ

ファルコ

日本が狭いと感じ、NYCで広告代理事業の立ち上げを行うも、日本が恋しくなり数年で帰国。相変わらず、日本の狭さを感じながらも、自分のほうが更に狭いことに気づき、今を生きる。「まだまだ、若い奴には負けないぞ!」というのが口癖ながら、若者に助けられると「さすが、若い奴は違うね!」と思い切り依存するバランス感覚を備えている愛妻家。クリエーティブエージェンシーでアートディレクターをこなしながら、週5日の飲み会は継続中。